2009年5月17日 道志村トレイルレース挑戦記
東京マラソン・宮古島トライアスロンに参加できなかったので、この春は不完全燃焼になってしますので
マラソンと同じ位の距離ですがトレイルで燃焼できるかとこの大会に申し込みました。結果として安易でした。
コース・制限時間:標高差1081m・全行程43.3Km・10時間制限・募集1,000人
〈スタート7時〉道志村民グラウンド⇒林道戸渡線⇒菜畑山⇒今倉山⇒道坂峠⇒御正体山⇒山伏峠関門⇒
弧釣山⇒城ヶ尾峠⇒道志体験農園関門⇒鳥ノ胸山⇒室久保林道⇒〈ゴール〉道志村民グラウンド
フィニッシュ制限10時間、第1関門山伏峠5時間(20.2Km)、第2関門道志体験農場7時間(33.65Km)
トレイルは陣場山・長谷恒で一応問題なく完走しているので、長谷恒の完走タイムから計算して43Kmは
8時間で距離の長谷恒より短いので7時間を切れるのではと思ってスタートしました。
装備は、天候は小雨で笹薮の中も走るとのことでしたので、長袖フルタイツで2リッターの水と食料を持ち
ました。スタート後林道を登って登山道に入るところで、登山道が人一人のためここで大渋滞となり、
ここから歩きです。コースは奥多摩の登山道と比べると殆ど人一人が歩けるのみで追い越しはできなく
起伏が激しく走れる部分が非常に少なかったです。途中10Kmの今倉山の登りで後ろの方が試走した人とこの
ペースでは関門を通過できないような話をしているのでした。私はなんのこっちゃと聞き流していたのですが
これが後で関門に着いてわかったのです。4時間たっても中間の山伏峠に(給水500mのペットボトルと関門)
着かないし、尾根は富士山方向からの風が強く小雨ですが横殴りでチョット寒く登山道はぐちゃぐちゃです。
でも何とか給水に着きペットボトルを貰いおにぎりを食べていると給水の方が速く行かないと関門で行けなく
なるというのです。関門は1分位で着くと時間を見ると11時53分です。第1関門の制限が12時なのだそうで
初めてこの関門の時間を意識しました。今までレースで関門を意識したことがなかったので慌てました。
とにかく第1関門を5分前に通過して第2関門のことを聞くとこのタイムでは無理だと、一緒の参加者も
どんなに速く走っても第2関門までは2時間30分かかるとのことで彼はここで止めてしまいました。
私は、半信半疑でとにかく行ってみようと泥だらけの登山道を笹薮につかまりながらながら登り、下りでは
滑りながら下り背丈程の笹薮を分けて、下を見て走る(歩く)ので頭の高さに出ている木に何度も頭を
ぶつけて(後で見たらこぶがいくつか)走ったのですが、いかんせんコースを記憶してないので、どこを
走っているのか判らず、紫のウエアを着た女性の跡をとにかく離れないように着いて2時間ほど経って、
これで第2関門にたどりつけていないのでタイムオーバーになったのですが、でも第2関門まではとにかく
いかなければ帰れないので走りました。下りになり後4Kmと言われまだそんなにと林道に入ってから
本当に4Kmほど有りました。膝ががくがくで途中キャンプ場がありイベントが有ったようで若い人達が
「がんばって」と応援があってうれしくなって手を挙げありがとうと言ってラスト1Kmを走りました。
第2関門は33Km地点7時間50分でした。初めてのタイムオーバーでバスに乗ってしまいました。
参加者はエントリーが750人、スタートが550人、第1関門通過が300人で第2関門通過が190人
とのコトでした。完走181人。トップは5時間34分でしたのでやはりコースはきびっしかったようです。
他の参加者もこのコースで制限10時間は難しいコースだと言っていました。でも何回も試走している方
がいるのはおどろきでした。
第1回目の大会でしたのですが、来年もコースを変えて開催するそうです。私はパスですね。
道志村トレイルレース
記 Tri-朋