2003年9月7日 佐渡国際トライアスロン大会

6日朝4時出発で行ってきました。
参加者は、Aタイプ:鬼塚、堺野、前田、小泉、野田、Bタイプ:松澤、傍士、三浦、
全員完走です。昨年と比べると気候が良く、記録は全員アップでした。


参加者の完走記
<松澤さん>
のんびり楽しくの松澤です。佐渡B128キロ、楽しく完走できました。
Aタイプの野田さん、鬼塚さん、堺野さん、小泉さん、Bタイプの三浦さん、傍士さん、和田さん、みんな好タイムです。私も含め8人全員完走!!! めでたし、めでたし。
日本で一番ハードでタフなコースと言われ、リタイヤの多い(特にAタイプはリタイヤ数なんと80人)佐渡大会だけに素晴らしい結果だと思います。
また和田さんの第1回から15回通しの連続出場は全国でもたった2人だけとのこと。
私自身は、今年4月に体調不良でドクターストップ。練習開始は6月から。練習不足ながら完走できたのは河口湖合宿のおかげかな。三浦さんに感謝!
今回、スイムバトルで足に無数のサッカ傷を負いヒリヒリ痛く、足首をつかまれて危うく溺れそうになったことと、バイク走行中に突然ガクンとハンドルが5センチぐらい前に折れ曲がりヒヤリ!乗りにくかった以外は順調でした。ランでも原点に帰り、私のモットーである『のんびり楽しく』を実践。余力を残してゴールできました。
旅館でも移動中でもワイワイガヤガヤ楽しく、まさに『ヤジキタ珍道中』。
そして、レース翌日、ビックリ! あの『曽我ひとみさん』に交差点でバッタリ!
曽我さんファンの傍士さんは夢中で車から飛び降り曽我さんに声をかけて思わず握手!
車に戻ってからもしばし興奮さめやらず!
・・・てなわけで、佐渡報告でした。

<三浦さん>
佐渡B完走記
初めての佐渡、初めてのミドル、初めてのウェットスーツでした。チームの皆さんから昨年の猛暑 とクラゲ攻撃に脅かされていたので、戦々恐々としてレースに臨みました。人よりも重 力を余分に感じ、燃費が悪い私としては、登り坂と向い風が大の苦手。ハンガーノックにな ると、全く足が動かなくなるので、自分なりに補給食を考えました。バイクボトルにカーボ ショッツ2本をレモン水で割ったものを、Bike用とRun用に各1本、ゼリーはポケットに入るだけ、 梅干にアミノ酸、チョコレートバーを3本(これは無意味でした)程用意して準備万全(のはず)。
目標時間をSwim40分、Bike4時間、Run2時間10分、+トランジションで7時間と定めました。

午前7時Swimスタート。早速バトル開始。砂が舞い上がり、水中は全く見えず、お陰でクラゲ が居るのか居ないのか全く分からず。ヘッドアップスイムで位置確認しながら泳ぐ。気が弱 い(?)私は、人ごみを避けてついつい遠回りしてしまうが、ウェットは本当に良く浮くの で慌てずに済む。1つ目のブイを過ぎた辺りから、回りがばらけて快調に泳げ、トランジ ションに戻ると、結構まだBikeが残っている。腕時計を見ると7時39分。あれ、結構良い タイムじゃん、と一安心し、ゼリーとチョコレートでカロリーを補給する。いよいよ長旅の始まり だ。Swimの後は身体が軽く感じられ、街中の声援もあるので、ついつい調子に乗って ペダルを踏む足に力が入るが、焦らない、焦らないと言い聞かせて自分のペースを探 す。10KM毎にSpecial Drink(これ、ヒットかも)を意識的に口に運ぶと不思議と疲れ を感じず、エイドステーションもパス。海岸線に出ると小刻みのアップダウンが繰り返される。登 りで大挙して抜かれ、下りで重さに任せて一寸盛り返すといういつものパターン。50km を越えた辺りから、腰のゼリードリンクに手を伸ばすが、蓋が硬すぎて歯では開かず、カー ブ続きで手も思うように使えず、宝の持ち腐れとなり始める(野田さん談:予め蓋を 空け、口はラップで包んでおくと良いよ)。いよいよ噂に聞く小木坂。地元の皆さんは コースポイントを良く知ったもので、坂の両脇は応援の人で一杯。登り坂に入った途端、ギ アをインナーに落しゆっくりゆっくりと言い聞かせ走るが、次ぎから次ぎと抜かれ、つい 力が入ってしまう。不味い!と思った瞬間に足が攣り始め、これはヤバイと慌ててアミノ 酸に手を伸ばすが、袋状なので、これも開かずBikeを降りて補給することに(教訓:ア ミノ酸は錠剤にすべし)。ここから先は前日下見をしていたので、一寸気分的に楽にな り、沿道の応援にありがとう、ありがとうと答えながらゴールを目指す。商店街に入る 頃、城北の前沢さんに追いつかれる。「前沢さ〜ん、元気ですか?」「元気じゃない よ〜。頑張ろう!!」。トランジションに戻ると、Bikeが結構ある、ということは。。。。

ランは暑い。太陽が真上から照り付ける田圃の中の一本道は本当に暑く、ASで頭から水 をかぶり、両手にスポンジを握り締め走る。兎に角歩かない、ゆっくりでも走り続けよ うと心に決め、自分のペースを守る。折り返し点を過ぎると傍士さんや松澤さんとすれ 違う。このクソ暑さの中でも傍士さんは相変わらず好調そう。松澤さんはいつものよう に楽しそうに走っている。練習会で顔馴染みの城北女性陣ともすれ違う。皆、何を考 えながら走っているんだろう。いよいよ街に戻ると一際声援が大きくなる。ゼッケン番 号を見て名前を呼んでくれるので、歩く訳には行かない。商店街を抜け、ラストスパート (の積もり、自分では)。やった、目標時間内で完走したぞ。この達成感、満足感、充 実感があるから、皆トライアスロンを続けるのだろう。続いてゴールした傍士さん、松澤さん を迎え、ビールで乾杯、お互いの健闘を称え合う。其処にこれからRunにスタートするAタイプ の鬼塚会長を発見。「8時半には帰ってくるから」と言い残し、楽しそうに出かけて行 きました。流石にウルトラ・ファイアーマンは凄い。

前評判通り、佐渡は最高の大会でした。開会式で渡された島の子供の応援メッセージ、エイ ドステーション他のボランティアの方々、沿道で応援してくれる島民の皆さん。感激続きの3日間 でした。来年はAに挑戦するぞ。
三浦憲司

<堺野さん>
「あなた ほんとうに完走できるの?」
何とも心ない妻の一言。そんなこと言われても、フルマラソン以外全てが未知の世界。
ましてやそれを一日でやると言うのだから・・・・。
それにしても、ほかにいいようがあると思うのだが。

平成15年9月7日の朝を佐渡で迎える事となりました。
前日の雨も風も波も、うそのように消え、思ったより静かな会場。入水チェックを終え、いざスタート!
ブイも何も見えない中、ただ前を泳いでいる人の後ろを泳ぐ。第1ブイ・・そして第2ブイへ。バトルにはならないまでも、選手の層が一番多いのか、かなり密集する。イヤ〜長い長い。‘‘ゆっくり呼吸ができるペースで’’をモットーにどうにか1時間半位でフィニッシュ。
 浜にあがりウエットを脱ぎながら歩いていると、なんと前を野田さんが歩いているではありませんか。「何やってんだ!」とお叱りともとれる一言。わたし的には十分合格点だと思ったのだが・・・・。
 いざ、バイクへ。
オーバーペースに気をつけ走る。30kmを越えた辺りから話が変わる。JTで見た平らな海岸線をDHポジションで颯爽と走るハワイのコナではなく、ここは佐渡。小高い丘やトリッキーな山間部、短いけど急な上り坂、苦しさに歪んだ顔・顔・顔。これは全く話が違う。まさにこれはロードレース。気温があまり高くないいいコンディションで走れているのが唯一の救い。150km過ぎの小木坂にさしかかる。
前日に下見しておいたので心の準備はできていた。ただし、準備ができていたのは心だけで足は重い。ランの為にバイクはおさえめにと思っていたのだが、とてもそうはいかず、ダラダラと長い坂をひたすら登る。頭をよぎるのはまた‘話が違う’これは私が勝手にロングのバイクパートのイメージを作り上げ勝手に腹を立てているのだが。そうこうしているうちバイクフィニッシュ。
 最終種目ランへ。
この時点で午後2時。残り7時間、どうにか完走できるかなと思いながら、ヒタヒタと走る。ここでもオーバーペースだけは気をつける。
商店街を抜けると、前から見慣れたバイクジャージ。あっ、野田さんだ!親指を立てながらお互いの健闘を称える。その差15〜20分。20km地点の折り返しのエードで、マッサージ及び十分の補給をとる。テクテクとマイペースで走っているとまた、見慣れたランシャツ姿。
野田さんだ!これはやばい。その差10分位。いつかぬかされると思いつつ走る。34km地点の宮川のエード。水分補給を済ませ、隣を見ると、なんと野田さんではないですか。まだオレンジを食べようと思っていたのですが、「さあ行くぞ!」のお言葉。私も「はい!」と返事をし、ふたりで13時間をきろうとペースアップ。この地点からのペースアップなんて夢にも思いませんでした。残り4km地点、八幡のエイド。野田さんの足が少しおかしいとの事。ふたりでゴールと思っていたのですが、先に行かせてもらう。ゴール手前の商店街、佐渡の皆さんの声援、すでにゴールした皆さん方に励まされる。海岸線を走りゴールへ。松澤さん、傍士さん、三浦さんが出迎えてくれる。仲間がいる事の素晴らしさを十分感じながら、初ロング完走となりました。
 最後に、ゴール地点で待っていてくれた皆さん、途中から併走してくれた野田さん、そして今大会の段取り及び佐渡まで車を出してご一緒して頂いた鬼塚さん、本当にありがとうございました。来年もみんなで(今年参加されなかった方も含め)佐渡に行きましょう!




朝4時前に起きて来ました。佐渡汽船の中です。まだ眠そうな方がいます!

お酒は、控えて明日の完走を誓っていっぱい食べました

まだ、薄暗いです。Aタイプこれからスイムスタートです

なんと小泉さんは、明るいうちにゴールです。まだ余裕が見受けられます

隣の方は、どうしたのでしょうか!!!

目標の13時間を切りました。昨年のランの歩きを克服できました

鬼塚さんマイクを持って”佐渡は最高”と言っています

Aタイプ完走の皆さん、まだ鬼塚さんゴール前です

Aタイプ完走の堺野さん・鬼塚さん・野田です

ボケてますが、完走者皆さんです

Aタイプ完走の前田さんご一家とワンちゃんで

鬼塚さんを、待ってるのですが少し寒くなってきました。早く温泉に入りたい

ポーズを作って余裕でゴールです

八王子の北村さん、今回は体調不良だそうですがさすがですね